ジオラマの作り方|初心者がガンプラ・プラモで最初の情景を作る基本の流れ
完成したプラモデルを「ただ並べる」から一歩進めて、地面や小物と一緒に飾るだけで、作品にぐっと物語が生まれます。この記事では、ジオラマ作りが初めての人に向けて、最初のひとつを完成させるまでの基本の流れを紹介します。
ジオラマ作りの全体の流れ
- テーマと大きさを決める
- ベース(土台)を用意する
- 地面を作る
- 小物・パーツを配置する
- 塗装とウェザリングで仕上げる
- キットを置いて撮影する
最初は A5〜はがきサイズ程度の小さなベース から始めるのがおすすめです。小さいほど短時間で完成でき、失敗してもやり直しやすくなります。
1. テーマと大きさを決める
「何が・どこで・何をしている場面か」を一文で決めておくと、置くものに迷わなくなります。
- 例:「整備中のロボットが格納庫で出撃を待っている」
- 例:「補給所で戦車が燃料を積み込んでいる」
キット1体+小物数点くらいが、最初のジオラマにはちょうど良い規模です。
2. ベース(土台)を用意する
ベースには、加工しやすく反りにくい素材を使います。
| 素材 | 特徴 |
|---|---|
| 木製の飾り台 | 見栄えが良く、そのまま完成品の台座になる |
| スチレンボード | 軽くカッターで切れる。地面の高さを作るのにも便利 |
| MDF板 | 反りにくく安価。ホームセンターで手に入る |
3. 地面を作る
地面は ペースト → 塗装 → パウダー の順で作るのが基本です。
- ベースに情景用のテクスチャーペースト(地面の質感が出る塗料)や、モデリングペーストを塗る
- 乾いたら、暗めの茶色やグレーを全体に塗る
- 明るい色を軽くドライブラシして凹凸を目立たせる
- 草や砂のパウダーを、木工用ボンドを薄めたもので固定する
格納庫や市街地のような「人工の地面」なら、ペーストの代わりに床パネルのパーツを使うと手早く仕上がります。
4. 小物・パーツを配置する
ジオラマらしさを一番左右するのが小物です。ドラム缶、木箱、瓦礫、工具などを置くと、場面の「生活感」や「その前に起きたこと」が伝わります。
配置のコツ:
- 三角形を意識する:主役と小物の位置が三角形になると、まとまりが出ます
- 向きをそろえすぎない:少しずつ角度を変えると自然に見えます
- 主役の周りは空ける:見せたいキットの前には物を置きすぎない
5. 塗装とウェザリングで仕上げる
3Dプリントのレジンパーツは、サーフェイサーで下地を作ってから塗装すると、塗料がはがれにくくなります。
仕上げに、泥や錆、すすの汚れ(ウェザリング)を加えると、地面とパーツとキットに一体感が出ます。粉末やパステル状の汚し塗料は、筆でこするだけで使えるので初心者にも扱いやすい道具です。
6. キットを置いて撮影する
完成したら、キットを置いて撮影しましょう。
- 目線をキットの高さまで下げて撮ると、実物大の世界にいるような写真になります
- 背景は無地の紙や布にすると、情景が引き立ちます
SNSに投稿するときは、作った工程の写真も一緒に載せると、同じ趣味の人からの反応が増えやすくなります。
まとめ
- 最初は小さなベースで「一場面」を作る
- 地面は「ペースト → 塗装 → パウダー」
- 小物の配置で物語を作る
- ウェザリングで全体をなじませる
TSUKU LABWORKS では、この記事で紹介したドラム缶・瓦礫・整備用のデッキなど、ジオラマにそのまま使えるオリジナルパーツを製作しています。