ガンプラの格納庫を自作する方法|1/144 ジオラマを身近な材料で作る手順
目次
完成したガンプラを、出撃前の格納庫に立たせて飾ってみたいと思ったことはありませんか。格納庫は、ジオラマの中でも屋内なので地面づくりが要らず、初心者でも形にしやすいテーマです。
この記事では、HG(1/144)サイズのガンプラを1体飾れる格納庫の一角を、身近な材料で自作する手順を紹介します。
格納庫ジオラマのイメージを集める
作り始める前に、ほかのモデラーの作品を見てイメージを固めましょう。床の色、壁の構造、照明の位置など、真似したい要素を3つほど決めておくと迷いません。
用意する材料と道具
| 用途 | 材料・道具 |
|---|---|
| 床・壁 | スチレンボード(厚さ5mm程度)、またはMDF板 |
| 壁のディテール | プラ板、プラ材(角棒・H鋼)、金属メッシュ |
| 接着 | スチレンボード用の接着剤、プラモデル用接着剤 |
| 切る・測る | カッター、金属定規、カッターマット |
| 塗装 | サーフェイサー、グレー系の塗料、汚し用の塗料 |
| 照明(任意) | 小型のLEDライト |
スチレンボードやプラ板は、100円ショップや画材店、模型店で手に入ります。
1. 大きさを決める
HGのガンプラは高さがおよそ12〜14cm前後のものが多いので、1体を飾るなら次の大きさが目安です。
- 床:幅15〜20cm × 奥行き12〜15cm
- 背面の壁:高さ18〜20cm(頭の上に余白があると、天井の高い格納庫らしく見えます)
飾りたいキットを実際に置いて、周囲に指2本分くらいの余白が出るように調整してください。
2. 床と壁を切り出して組む
- スチレンボードから床と背面の壁を切り出す
- 壁を床の奥側に、直角になるように接着する
- 片側にだけ横の壁を付けると、奥行きが出て写真映えします
カッターは一度で切ろうとせず、軽い力で3〜4回なぞると断面がきれいに仕上がります。
3. ディテールを足す
格納庫らしさは、壁と床の「メカっぽい情報量」で決まります。
- 床:プラ板で四角いパネルを貼り、つなぎ目を作る。黄色と黒の警告ラインを入れる位置を決めておく
- 壁:プラ材の角棒やH鋼で柱と梁を作る。金属メッシュで通気口を表現する
- キャットウォーク:プラ材で細い通路と手すりを作り、壁の中ほどの高さに付ける
全部を作り込む必要はありません。主役の機体の後ろ側だけ密度を上げると、少ない手間でも見栄えがします。
4. 塗装する
- 全体にサーフェイサーを吹いて、素材の色の違いをなくす
- 床は暗めのグレー、壁は明るめのグレーなど、床と壁で明るさを変える
- 床に警告ラインをマスキングして塗る
- 仕上げに、オイル汚れやタイヤ痕のような汚しを薄く入れる
スチレンボードはスプレー塗料の種類によって溶けることがあるので、目立たない端材で試してから塗ってください。
5. 照明を入れる(任意)
天井側や壁の上部に小型のLEDライトを仕込むと、整備中の夜の格納庫のような雰囲気になります。光が直接見えないように、梁の裏側に隠すのがコツです。
6. ガンプラを置いて撮影する
カメラを機体の足元の高さまで下げ、少し見上げるように撮ると、巨大なロボットが格納庫に立っているような迫力が出ます。
自作が大変なときは
床パネルやキャットウォークを一から作るのは時間がかかります。TSUKU LABWORKS では、HG・RGサイズに合わせて設計した**整備ハンガーデッキ(1/144)**を準備中です。連結して横に広げられるので、自作した壁と組み合わせて使うこともできます。
まとめ
- 格納庫は地面づくりが要らず、初めてのジオラマに向いている
- 大きさは「キット+指2本分の余白」が目安
- 柱・梁・床パネル・警告ラインで格納庫らしさが出る
- 床と壁の明るさを変え、汚しで一体感を出す